【「塩ラーメン」で勝負する店! 熊本市南区南高江の『けんだま』に挑戦してみなさい】

金色に輝く透き通る美しいスープが特長なのが『塩ラーメン』。

豚骨王国の熊本県内において、大明神も「美味しい『塩ラーメン』のお店はないのか?」と探すのですが、今までに出会えたのは数えるほどです。

先日、Facebookで知り合ったラーメン好きな方達に良いお店がないかと尋ねてみると、熊本市南区の川尻という地区に【けんだま】という『塩ラーメン』専門のラーメン店があることを教えていただきました。

そんなお店があったのか~

どんなお店やろ~?

というわけで、今回は熊本市南区南高江にある塩ラーメン専門店【けんだま】に調査に行って参りました。

場所

【けんだま】があるのは熊本市南区の『川尻』という地区です。

川尻地区は旧飽託郡川尻町(1940年に熊本市に合併)のことで、緑川や加勢川などの川沿いに位置することから古くから港町や宿場町として栄えてきました。

合併後は周辺の南高江、八幡、元三、野田という地域を含めて川尻地区と呼ばれるようになりました。

熊本市内からですと、国道3号線を南下し、南高江交差点から二股に分かれる県道297号線に進むと良いでしょう。

お店の様子

お店の外観です。

焼肉屋さんや鍼灸院などのテナントが並ぶ商業施設の一角にあります。

駐車場はお店の前に数台止めれる事が出来ます。

店内はカウンター席、テーブル席、座敷席とあり、30人は入れそうな広めのお店です。

夕方に訪れたのですが、夜はラーメン居酒屋といった感じで、居酒屋メニューでお酒を飲んでいる人が多かったように思います。

メニュー

さあ、メニューです。

塩ラーメン専門店というだけあって、メニューは『塩ラーメン』と・・・

それに色々とアレンジしたものです。

『中華そば』は醤油スープなんかな?

実食!

本日の大明神チョイスは・・・

大盛り塩ラーメン・・・910円

それに、味たまごトッピング・・・180円

丼の中の麺まで見える透き通ったスープ!

トッピング

トッピングは麺の上にチャーシュー、茹でたモヤシ、海苔、トッピングの味たまご、刻みネギと刻んだ大葉が盛り付けられ、全体にゴマが振りかけられています。

キラキラと輝く綺麗な見た目です。

美しい!

スープ

スープはゴマの風味が良いアッサリとした塩味のスープです。

優しいスープですが深みがあるというか、塩の味の中にゴマの香ばしさやネギや大葉の風味が心地よく混ざり合い美味しいスープとなっております。

ふむふむ

麺は中太ぐらいの少しちぢれた麺です。

芯が残るぐらいの茹で具合で、噛む度に麺が塩味のスープと混ざり合い、小麦の甘みが口の中に広がっていきます。

豚骨とはまた違う麺の美味しさを感じることが出来ます。

チャーシュー

チャーシューは豚の肩ロースあたりを大きく厚めにスライスしたものです。

チャーシューというよりかはハムに似た味わいで、柔らかく塩味のスープとよく合います。

トッピングの『味たまご』は半熟で黄身がトロっとこぼれだしてきます。

ゆで卵と塩の相性が良いのは誰もが知っているように、この卵を塩のスープに沈めてスープと絡めて食べる事がこの『塩ラーメン』の楽しみ方の一つの様にも感じました。

ごちそうさまでした!

アッサリとしているけど、しっかりと深みのあるスープで、麺も美味しくいただくことが出来ました。

実力あるな~

今回は熊本市南区にある塩ラーメン専門店【けんだま】を紹介させてもらいました。

『塩ラーメン』って繊細な食べ物で、『豚骨ラーメン』のように飲んだ後の〆で食べてしまうと何かパンチの効いてない味の薄い物足りないラーメンに感じてしまいます。

しかし、素面で味覚を研ぎ澄まして食べてみると、細かな部分までが美味しい絶妙なスープであることが分かります。

熊本県民には馴染みのない『塩ラーメン』ですが、川尻地区まで足を運んで挑戦してみる価値はあると思います。

一度ご賞味あれ!

店名 川尻ラーメン けんだま

ジャンル ラーメン

住所 熊本市南区南高江6丁目13-18

営業時間

昼 11:00~15:00

夜 17:00~22:00(金・土~24:00)

定休日 火曜日(火曜日が祝日の場合は水曜日)

電話 096-288-2096

駐車場 有り