【名店『中華園』の味を受け継ぐお店、熊本市南区八王寺町の『中華料理 頂香(ディンシャン)』で思い出に浸りなさい】

2015年2月28日、熊本市中心繁華街にあった【県民百貨店(旧岩田屋伊勢丹)】が閉店しました。

そんな【県民百貨店】にテナントとして入っていたのが、今や熊本の代表的な郷土料理として知られる『太平燕(タイピーエン)』の発祥の店とされている【中華園】です。

親子3代、82年もの間、その味を守り続けた【中華園】でしたが、【県民百貨店】の閉店と同時にその歴史に幕を下ろしました。

大明神も娘さんが同級生だったので、何度も訪れて美味しい料理をご馳走になったものです。

さて、今回ご紹介するお店は、そんな【中華園】に長く勤められていた方が【中華園】の閉店後に開業された熊本市中央区八王寺町にある【中華料理 頂香(ディンシャン)】というお店です。

行かなきゃ行かなきゃと思っていたのですが、やっと行くことが出来ました(笑)。

場所

【中華料理 頂香】がある熊本市中央区八王寺町はJR南熊本駅の南側のエリアです。

浜線バイパスにあるローソン熊本八王寺町店から八王寺新道(八王寺通り)を東に進んだ一つ目の信号の所にあります。

お店の様子

お店の外観です。

町中華とも高級中華とも言えない、その中間ぐらいの中華酒房(居酒屋)といった感じのお店です。

駐車場も広々!

店内はこんな感じ!

中国製の家具や飾りが綺麗な店内です。

メニュー

麺類のメニューです。

【中華園】から伝承した『太平燕』をはじめ、色々な麺が楽しめるようです。

迷う~

実食!

本日の大明神チョイスは・・・

チャーシュー麺・・・990円

『太平燕』と迷いましたが、赤身のチャーシューが美味しそうだったので『チャーシュー麺』をチョイスしました。

ゴマの良い香りが漂います。

トッピング

トッピングは麺の上にチャーシュー、煮卵、モヤシ、青菜が盛り付けられ、上からゴマが振りかけられています。

ふむふむ

スープ

スープはアッサリとした中華風の醤油スープです。

鶏ガラベースで少しゴマ油の香りがする醤油は弱めの体に優しそうなスープです。

ホッと落ち着く味~

麺は中細ぐらいの少し縮れたたまご麺です。

モチっとしていながら歯ごたえもある絶妙な茹で加減で、ツルツルと口の中に入っていきます。

チャーシュー

チャーシューは赤身の多い豚のモモ肉あたりですかね。

歯ごたえがあって、スープに浸かったモヤシなどのシャキッとした野菜と一緒に食べるとより美味しく味わえます。

ごちそうさまでした!

久しぶりの【中華園】の味にホッとしました。

癒された~

今回は熊本市中央区八王寺町にある【中華料理 頂香】を紹介させてもらいました。

【中華園】を開業されたのが初代社長の趙慶餘さん、故郷の福建省の家庭料理に熊本の美味しい水を合わせてアレンジした料理が『太平燕』と言われています。

そんな初代社長の味を親子三代で守り続けたことで、『太平燕』は今や熊本のソウルフードとして愛されるようになりました。

今回いただいた『チャーシュー麺』も醤油スープのラーメンではありますが、『太平燕』と同じくアッサリとしたヘルシーな一杯でした。

長きにわたり熊本県民に愛された【中華園】の懐かしい味を思い出したかったら、【中華料理 頂香】を訪れてみると良いでしょう。

体に優しい癒しの一杯でした。