【熊本市中央区北千反畑町、藤崎宮参道のうどん店『せんだん』にて名店『吾助』の味が復活していた】

かつて、熊本市南区馬渡(通称 流通団地)の平成けやき通り沿いに【吾助】という人気のうどん屋さんがありました。

大明神もその美味しいうどんに魅了され何度もお店を訪れたものです。

しかし、2013年2月17日、そんな人気店であった【吾助】が突然の閉店(泣)。

店主が体調を崩され、お店を続けていく事が難しいとの事でした。

あれから約10年・・・。

な、なんと!

あの【吾助】のうどんが食べれるお店がオープンしたという情報が!

2023年9月20日に藤崎宮の参道にオープンした【せんだん】というお店なのですが、夜は居酒屋で、お昼のみうどんを提供されているそうです。

そして、そのお昼のうどんを作っているのが、何を隠そうあの【吾助】の店主だというのです。

パチパチパチ~👏👏👏

ご自分のお店かは分かりませんが、体調も回復され、また厨房に立てるようになられたのですね(泣)。

店主の体が良くなったことと、また【吾助】のうどんが味わえるのだと嬉しくなり、早速お店に行って参りました。

場所

【せんだん】は熊本市中央区北千反畑町(きたせんだんばたちょう)、熊本の方なら誰もが知っている藤崎宮の参道沿いにあります。

熊本電鉄の藤崎宮前駅から徒歩で約5分といったところでしょうか。

国道3号線沿いにある藤崎宮参道の入り口にある大きな鳥居から参道に入ると

約50mぐらい歩くと左側にお店があります。

履物の老舗である【丁子屋】を越えた辺りですね。

お店の様子

パッと見た感じは何のお店かはよく分かりませんが、暖簾に大きな文字で『せんだん』と書いてあるのでお店の場所はすぐに見つけることができるでしょう。

駐車場はお店の道路を挟んだ向かい側と【丁子屋】の裏に止めれるそうです。

店内はこんな感じです!

まだオープンして間もないので店内はピカピカ、入り口を入ると厨房とカウンター席が並び、奥にテーブル席がありました。

店員さん達も大きな声で接客されて活気のあるお店です。

【吾助】もこんな感じで活気のあるお店だったな~

メニュー

メニューです。

熊本市中心繁華街から近い所にありますが、街中にしては価格も良心的なのではないでしょうか。

夜のメニューの一部です。

メインのメニューを撮り忘れましたが、夜は焼き鳥がメインの居酒屋のようです。

実食!

本日の大明神チョイスは・・・

肉うどん+トッピングとり天・・・1,030円

いなり(2個)・・・250円

あ~ うどんの出汁の香りがたまらん~

トッピング

トッピングは麺の上に肉と海苔の天ぷら、青ネギ、そして追加トッピングのとり天が盛り付けてあります。

スープ

あ~ コレコレ!

このスープに会いたかった💓

懐かしい【吾助】の味です。

アッサリとしているけど、しっかり出汁の効いた深みのあるスープ、ゴクンと口から飲み込み鼻から美味しい香りが抜けると、体全体が出汁の香りのオーラに包まれるようです(笑)。

甘辛く味付けされた肉の甘みがスープに合わさると深みがさらに増し、たまりません。

うま~

特徴的なのが【吾助】時代から変わらない太めで柔らかいこの麺!

『讃岐うどん』のようにコシがあるというよりかは『博多うどん』のようにモチモチとして柔らかい喉越しの良い麺です。

モチモチでツルツルの麺を口に運ぶ度に美味しいスープと麺が口の中で混ざり合い幸せな気持ちになります。

何度でもこの行為を繰り返したい!

しっかりと味の付いたお肉を食べては麺を啜り

肉厚の『とり天』に嚙みつけば、麺を啜り

気付けば、スープまであっという間に平らげていました(笑)。

ごちそうさまでした!

シアワセ~

今回は熊本市中央区北千反畑町、藤崎宮参道にある【せんだん】というお店を紹介させてもらいました。

食事を済ませてお店を後にするほとんどの人が厨房に向かって「美味しかった~! また来ますね~」と声をかけているのを見ると、新規のお客さんではなく【吾助】時代の常連さん達が続々と来店しているのだろうと推測することができました。

10年という時を越えても【吾助】というお店の味を忘れずにいる人たちがいる。

【吾助】というお店が本当に凄いお店だったのだと感動するとともに、【せんだん】というお店がまた新しい時代を作っていくのだと感慨深い気持ちになった大明神でした。

熊本麺にドラマありやな

店名 せんだん

ジャンル うどん・居酒屋

住所 熊本市中央区北千反畑町2-22

営業時間

昼(うどん屋) 11:00~14:00

夜(居酒屋) 17:00~22:00

定休日 日曜日

電話 096-288-3536

駐車場 有り