【飛ぶ鳥を落とす勢い、『富喜製麺研究所』が熊本ラーメンの新時代を作っている】

令和の熊本ラーメン界において一番勢いのあるお店といえば、【富喜(ふうき)製麺研究所】ではないでしょうか?

熊本県上益城郡益城町にある富喜製麺所という製麺所が2021年(令和3年)に製麺所の敷地内に倉庫を改装した【富喜製麺研究所】というラーメン店を開業しました。

熊本のいくつもの有名店に麺を卸している富喜製麺所が店舗を構えるという事で、多くのメディアがその事を取り上げ、お店には連日長蛇の列ができていました。

大明神もオープン当初に列に並んだのを覚えています。

そんな【富喜製麺研究所】ですが、2021年(令和3年)7月に益城本店オープンしてから2023年(令和5年)10月の菊陽店オープンまで、わずか2年の間に熊本県内に4店舗、東京都の六本木に1店舗と一気にその店舗数を増やしているのです。

・益城本店11:30〜15:00(14:30LO)
・下通り店 @fuuki_kumamoto
・熊本駅店11:00〜22:00(21:30LO)
・六本木店11:00〜16:00/18:00〜翌6:00
・菊陽店11:00〜22:00

『飛ぶ鳥を落とす勢い』という言葉は【富喜】のためにあるのではないか?

というわけで、今回は豚骨ラーメン王国の熊本県に新たに誕生した新星!、美味しい麺と醤油スープのラーメンで人気を集めている【富喜製麺研究所】を紹介したいと思います。

JR熊本駅の肥後よかもん市場内にある【富喜製麺研究所 熊本駅店】に行って参りました!

富喜製麺研究所 熊本駅店

場所

熊本駅は熊本市西区春日という所にあります。

熊本市は城下町であったため、古くから熊本城を中心とした上通、下通、新市街、並木坂というアーケードの商店街があるエリアに繁華街が広がっていました。

そのためか、熊本駅周辺というとちょっと寂れた感じの町でした。

しかし、2011年の九州新幹線の全線開業、2012年の政令指定都市に移行に伴い駅周辺の開発が急ピッチで進んできました。

現在は新しい駅舎ができたり、駅ビル型商業施設の【アミュプラザくまもと】を中核とした「JRくまもとシティ」が開業したりと、熊本市の第二の繁華街として熊本県民や観光客が集まる場所となっています。

そんな熊本駅の肥後よかもん市場の中にあるのが【富喜製麺研究所 熊本駅店】なのです。

アミュプラザホームページより

改札口を出たJR熊本駅コンコースから入口を入ると向かって右側奥に【富喜製麺研究所】などラーメン店が並ぶエリアがあります。

肥後よかもん市場にあるラーメン店(2023年11月)

①桂花ラーメン

【ラーメンはラーメンであり、桂花は桂花である】
アナタは桂花ラーメンを食べたことがありますか?熊本ラーメンの超有名店の桂花ラーメン、熊本では「知らない人はいない!」ぐらいメジャーなラーメン店ではありますが、最近では全国に店舗を展開し、特に東京でその店舗数を増やし人気を集...

言わずと知れた『熊本ラーメン』の名店、本場の熊本の味を味わいたいなら【桂花ラーメン】で間違いないでしょう。

②天外天

【熊本の人気ラーメン店『天外天』が熊本駅でも食べられるだろう】
最近、熊本で人気No.1のラーメン屋さんといえば【天外天】ではないでしょうか?いわゆる熊本ラーメンではありませんが、豚骨と鶏ガラのダブルスープに「これでもかっ!」というぐらいニンニクが投入されたインパクト大の【天外天】、繁...

ガツンとニンニクの『熊本ラーメン』の人気店、今や熊本県内で人気ナンバーワンのという声も多いお店です。

③田所商店

【チェーン店と侮ることなかれ!熊本市東区保田窪、『麺場 田所商店』の「味噌ラーメン」は想像してた以上に美味しかった】
最近、豚骨ラーメン王国の熊本にも色々な種類のスープのラーメン店ができています。醤油ラーメンに味噌ラーメン、塩ラーメンにトマトラーメンなど豚骨一択だった熊本県でも新しい味のラーメンが食べれるようになりました。そんな中...

味噌ラーメンの人気チェーン店、濃厚なお味噌の美味しいラーメンです。

④富喜製麺研究所

醤油ラーメンとつけ麺の人気店、今から紹介いたします(笑)!

お店の様子

こちらがお店の入り口です。

日曜日の18時ぐらいに訪れたのですが、待ち時間なくすぐにお店に入ることができました。

熊本駅店は営業時間が11:00~22:00と長いので混む時間帯を避ければ待たずに食べることができそうです。

店内は広くて清潔感があります。

メニュー

メニューは『つけそば』『中華そば』の2種類!

麺の量やトッピングもお好みで変えることができます。

注文はこちらのオーダー表に記入するスタイルです。

実食!

本日の大明神チョイスは・・・

ラーメン(中)・・・950円

お~、醤油の良い香りがする~

トッピング

トッピングは麺の上にチャーシューが2枚、メンマ、スライスしたネギが盛り付けてあります。

大明神は背脂ありにしたのでスープの上に白い背脂が浮いています。

盛り付けも美しいですね

スープ

さあ、スープからいただきましょう。

スープはしっかりとした醤油のスープ、キリっとした醤油の味とまろやかな旨味、遅れて魚粉の苦みや酸味が追いかけてきます。

うま~ 

日本人で良かった~

麺は太めのストレート麺。

やっぱり【富喜製麺研究所】といったら自家製のこの麺!

美味しい醤油のスープに合う絶妙な太さの麺で、噛むほどに小麦の旨味が口の中に広がり、また醤油のスープと合わさることで甘味が階段を駆け上がるように増していきます。

美味すぎる~

チャーシュー

チャーシューは豚の肩ロースかな?

歯ごたえのある赤身がとプルっとした脂身のバランスが良いですね。

ごちそうさまでした!

いや~、さすが【富喜製麺研究所】といった感じでした。

間違いない!

まとめ

今回はJR熊本駅の肥後よかもん市場内にある【富喜製麺研究所 熊本駅店】の『中華そば』を紹介させてもらいました。

大明神は『つけそば』よりも『中華そば』派なので、いつも『中華そば』を頂きますが、シンプルに富喜の麺を楽しみたい方は『つけそば』の方を注文されるようです。

熊本県という豚骨ラーメン王国にも最近は美味しい『醤油ラーメン』が食べれるお店が増えてきています。

【富喜製麺研究所】のような本物の味を提供するお店がチェーン展開するということは、『熊本ラーメン=豚骨ラーメン』という認識を変えなければならないという、新時代に入る過渡期を迎えているように感じました。

『熊本ラーメン』の新時代に突入~!

基本情報

店名 富喜製麺研究所 熊本駅店

ジャンル ラーメン

住所 熊本市西区春日3丁目15-30 肥後よかもん市場内

営業時間 11:00~22:00

定休日 無休

電話 096-274-8110

駐車場 無し