【熊本市中央区新市街、老舗の蕎麦・うどん店『ふく泉』が海外からの観光客で溢れていた】

熊本市の中心繁華街の『新市街』に【ふく泉】という老舗の蕎麦やうどんを提供するお店がありました。

大明神が子供の頃からあるお店で、休みの日に新市街で映画を観た後には【ふく泉】で蕎麦やうどんを食べて帰るというのが我が家の定番のコースでした。

あれから約40年・・・

2016年4月の熊本地震で建物が倒壊してしまい閉店を余儀なくされた【ふく泉】でしたが、2018年8月に福岡県を中心に居酒屋をチェーン展開する【竹乃屋グループ】が事業を継承し、【ふく泉】のうどんや蕎麦の味を守りつつお酒も飲めるという『うどん居酒屋』として復活オープンしたそうなのです。

今回は「『うどん居酒屋』として復活した【ふく泉】が現在どうなっているのか?」を調査するために久しぶりに【ふく泉 新市街店】に行って参りました。

場所

新市街アーケード

【ふく泉 新市街店】があるのは熊本市中心繁華街の新市街アーケードの中です。

桜町バスターミナルや熊本市電の辛島町電停から新市街に入ると2~3分ほどで左手に見つけることができるでしょう。

ちなみに【ふく泉 本店】は熊本市南区の平田というところにあります。

お店の様子

こちらが現在の【ふく泉 新市街店】の外観です。

以前の【ふく泉】といえば老舗の蕎麦屋さんといった感じの木造の趣のある建物でしたが、現在は『うどん居酒屋』ですので、やはり居酒屋感が強くなっていました。

食べログより

↑↑↑熊本地震前の【ふく泉】はこんな感じ!

店内は他のお客さんがいらっしゃったので撮影は控えましたが、カウンター席とテーブル席があり、20~30人ぐらいが入れるぐらいの広さのお店でした。

店内に入って感じたのが、日本人のお客さんだけでなく中国や韓国など海外から観光で来られてる方が多いという印象でした。

交通のアクセスが良く、手頃な価格で日本の文化が楽しめるといった点を考えると、海外からの観光客に人気があるのにも頷くことができるでしょう。

メニュー

メニューは『うどん居酒屋』というだけあって、うどんと丼物、定食が中心といったところでしょうか?

昔は【ふく泉】といえば、『ざる蕎麦』や『山かけ蕎麦』や『山菜蕎麦』など数種類の蕎麦が丸く小さな蕎麦ざるに何段かに重なったメニューがあったイメージが強かったのですが、今はそういったメニューはなさそうでした(涙)。

一番の人気はやはり居酒屋メニュー!

ハッピーアワー11:00~21:30と長時間なのも魅力ですし、物価高のこの時代に生ビール275円とは驚きですね(笑)🍺

昼から行っちゃうよね~

実食!

本日の大明神チョイスは・・・

馬肉うどん・・・780円

熊本名物の馬肉を甘辛く煮たお肉が入った人気No.1のメニューです!

スープ

スープは透明に近い関西のうどんの様なスープです。

アッサリとしているけど、しっかりと出汁の効いた美味しいスープですね。

癒される~

麺は若干細めで、程よくコシがあり、程よく柔らかいといった感じです。

『昔ながらのうどん』といった感じでしょうか。

煮込まれた馬肉は歯ごたえがあり、噛むほどに馬肉の旨味と甘辛いタレが合わさり口の中に広がっていきます。

またうどんが欲しくなる(笑)

ごちそうさまでした!

表現が難しいのですが、スープも麺も何かにメチャクチャこだわっているという感じではなく誰もが好むような『スタンダードな日本のうどん』といった感じで、日本人からすれば昔からあるような『普通のうどん』なのですが、海外からの観光客を相手にするのであれば、こちらの方が『伝統の味』といった感じでウケが良いのかもしれませんね。

This is Japanese udon.

今回は老舗の蕎麦・うどん店から『うどん居酒屋』へと変身して復活した【ふく泉】を紹介させてもらいました。

熊本地震で閉店を余儀なくされたかつての名店は、事業形態やメニューこそ昔とは変わりましたが、伝統の味を守りつつ新しい形で海外からの観光客に人気を集めているようです。

また、昼から夜まで通しでハッピーアワーがあるというのも魅力で、街中に買い物に行って軽くビールでも飲んで、うどんで〆て帰るというのも良いでしょう。

昼飲みにおススメのお店です!

店名 ふく泉 新市街店

ジャンル うどん居酒屋

住所 熊本市中央区新市街1-15

営業時間 11:00~22:00

定休日 木曜日

電話 096-356-8083

駐車場 無し