熊本県のラーメン処といえば玉名市!
玉名市は熊本県の北部に位置し、豚骨ラーメンの元祖である久留米市から熊本市へとラーメンが伝播するにあたってのその変化のルーツとなった土地であると言われています。
「玉名で美味しいラーメン屋はどこ?」とラーメン好きな人達に聞くと、最近よく耳にするのが【番屋】という名前でした。
【天琴】や【千龍】、【桃苑】など名だたる人気店を押しのけて人気を集めている【番屋】とはいったいどんなラーメン店なのでしょうか?
というわけで、今回は熊本県玉名市築地の『玉名市魚市場』内にある【番屋】というラーメン店に調査に行って参りました。
番屋
場所
【番屋】がある玉名市は熊本市から北西に約35km、車で1時間弱ぐらいで行くことができるでしょう。
【番屋】はそんな玉名市の中心地から少し西に進んだ住宅街の中にある『玉名魚市場』の中にありますので、『玉名魚市場』を目指して行きましょう。
さあ、玉名魚市場に到着!
この日は日曜日で市場も休み、あまり人もいませんでした。
駐車場は「玉名魚市場の駐車場に止めてください。」との事でした。
魚市場の右側の青い建物が飲食店のエリアです。
【番屋】はその一番奥にありますので、魚市場の脇の道を奥まで進んでいきましょう。
お店の様子
こちらが【番屋】の店構え!
渋い~
お昼の開店直後だったので行列はできてませんでしたが、店内は満席状態でした。
後から続々とお客さんが来られていました。
セーフ!
店内は満席だったので撮影を控えましたが、カウンター5席と4人掛けのテーブル席が2つと狭めのお店でした。
お店は古いのですが、よく整理整頓されてたり、食事後のテーブルの消毒を徹底されたりと清潔感のある印象でした。
メニュー
メニューはこちらです。
餃子とご飯の付いたラーメン定食を頼んでいる人が多かったな~
実食!
本日の大明神チョイスは・・・
ラーメン・・・700円
ほほう、『熊本ラーメン』や『玉名ラーメン』というよりか『久留米ラーメン』に近い見た目です。
豚骨の香りがたまらんっ!
情報によると、【番屋】の店主である嶋田寛司さんは玉名市出身、福岡市の【名島亭】で修業し、2002年に故郷である玉名市の『玉名魚市場』の中に【番屋】をオープン!
『玉名ラーメン』の脂っこいイメージのラーメンに『博多ラーメン』のアッサリとした要素を融合させ、より食べやすい味に仕上げたのだそうです。
なるほど!
トッピング
トッピングは超シンプル!
麺の上にはチャーシューが2枚と刻んだ長ネギが多めに盛り付けてあります。
テーブルには紅ショウガや高菜、ゴマ、ガーリックチップが置いてありましたので、自分好みでアレンジしてってことでしょう。
スープ
スープは豚骨の香りの良いアッサリとしたスープです。
なんだろ~、アッサリとしているのに深みもある~
豚骨だけでなく沢山の野菜なども煮込んであるのでしょう、甘味も感じる何度も口に運びたくなるスープでした。
麺
麺は中太から少し細めの中細ぐらいのストレート麺です。
柔らかめに茹でてあるのでツルツルでモチモチ、美味しいスープと一緒にズルズルと啜り上げるとあまり噛むこともなく胃の中へ。
止まらんな~(笑)
チャーシュー
チャーシューは赤身が多めの豚の肩ロースかモモ肉あたりかな?
もう少し厚めの方が大明神好みですが、全体的にアッサリな【番屋】のラーメンならこっちの方が合っているのかもですね。
ごちそうさまでした!
アッサリとしているのに旨味の詰まったラーメンといった感じでペロッと食べちゃいました。
大盛にしとけば良かった~(笑)
まとめ
今回は熊本県玉名市築地、『玉名魚市場』の中にある【番屋】というお店のラーメンを紹介させてもらいました。
アッサリとしているけど旨味の詰まった美味しいラーメン!
多くの人が王道の『玉名ラーメン』とは少し違った【番屋】のラーメンの虜になる理由が分かったような気がしました。
日曜で市場が休みだったのにも関わらずこの人気ぶり、平日にはもっと沢山の人が列をなす光景が目に浮かびました。
玉名の隠れた名店でした。
基本情報
店名 番屋
ジャンル ラーメン
住所 熊本県玉名市築地216
営業時間
昼 11:00~14:30
夜 17:00~20:30
定休日 水曜日
電話 0968-72-0540
駐車場 有り(玉名魚市場の駐車場)