熊本県八代市、そこは大明神が生まれた町。
そんな八代市で美味しいラーメンを探してみますと、まず名前が挙がるのが【ラーメン 角萬】というお店ではないでしょうか。
沢山のラーメン店が存在する八代市において、昔ながらの本格的な『熊本ラーメン』の味を守り続けているお店の一つです。
最近は熊本県でも豚骨ラーメンだけでなく、醤油ラーメンや味噌ラーメン、塩ラーメンなど、色んな種類のラーメンが食べれるようになったのは大変嬉しいことではあるのですが、こういった昔ながらの本格的な『熊本ラーメン』が食べれるお店が段々と減ってきてるのも事実です。
貴重なお店なのです。
今回はそんな貴重なお店、熊本県八代市塩屋町にある、【ラーメン 角萬】紹介していきたいと思います。
ラーメン 角萬
場所
【ラーメン 角萬】のある八代市は熊本市から南へ40kmの所にある熊本県第二の都市です。
干拓によって広がった平野部では農業が盛んで、畳の原料である『いぐさ』やトマトの生産地として知られています。
また、八代港という近代的な港があることから日本製紙などの工場が立ち並び、工業都市としても栄えてきました。
【ラーメン 角萬】はそんな八代市の中心地、市役所や八代城跡がある辺りからお城通りを西に2~3分ほど車で走ると見つけることができるでしょう。
お店の様子
お店の外観はこんな感じです。
店舗兼住宅といった感じで、特に大きな看板があるわけではありませんので、赤い暖簾を目印に探しましょう。
駐車場は店の前と少し離れたところの道路を挟んだ反対側に止めることができます。
一応、道路沿いにこのような目立たない看板はあります(笑)。
店内はカウンター席のみ、8席ぐらいはあったでしょうか。
【ラーメン 角萬】は昭和54年創業、家族で経営されているのか高齢のご夫婦と娘さんらしき若い女性の三人で切り盛りされていました。
店内も昭和の昔ながらのラーメン屋さんといった感じです。
メニュー
メニューがこちら!
最近の物価の高騰で少し値段が上がったみたいですが、それでもラーメン一杯が600円とはコスパも良いですね。
お値段も昭和価格!
実食!
本日の大明神チョイスは・・・
角萬ラーメン・・・600円
豚骨とマー油(焦がしニンニク油)香りが漂う昔ながらの『熊本ラーメン』です。
懐かし~
トッピング
トッピングは『熊本ラーメン』の王道のもの、麺の上にはチャーシューと煮卵、キクラゲ、海苔、そして刻みネギが散らしてあります。
スープ
スープは臭みのない豚骨スープにマー油(焦がしニンニク油)が合わせてあるもの、『熊本ラーメン』独特の味で塩味も強めで美味しいですね。
飲み始めたら止まらない、濃いめのスープや~
麺
麺は中太からやや細めのストレート麺です。
昔ながらの『熊本ラーメン』を食べるといつも思うのですが、マー油の効いた少し塩味の強い豚骨スープというのは小麦との相性が抜群で、噛む度に小麦の甘みが口の中に広がり鼻から抜ける豚骨とニンニクの香りが堪りません。
子供の頃によく食べていた『熊本ラーメン』の味が蘇ります。
あ~ コレや~
チャーシュー
チャーシューはプルプルの脂身と歯ごたえのある赤身のバランスが良いもの。
丁度ええ~
ごちそうさまでした!
器が浅めだったのか、スープが美味し過ぎたのか、あっという間にスープまで飲み干してしまいました(笑)。
美味かった~
食後はコーヒーのサービス付きでした。
改めて、ごちそうさまでした!
まとめ
今回は熊本県八代市にある【ラーメン 角萬】を紹介させてもらいました。
熊本市内においては観光客も多いためか、昔ながらの『熊本ラーメン』の味で勝負しているお店もまだまだ多く存在します。
しかし、八代市のような田舎の都市においては、郊外に大型のショッピングセンターが進出してきたことにより中心繁華街にあるこのような昔ながらのお店が段々と減ってきているのが現状です。
そんな中『熊本ラーメン』の味を守り続け、更にはインスタなどのSNSでも人気を集めている【ラーメン 角萬】のようなお店はとても貴重なお店であると今回の訪問で強く感じさせられました。
このような貴重なお店があることを発信して知ってもらう事、それがお店の存続を助けるとともに『熊本ラーメン』という文化を守っていくために必要な事だと大明神は考えています。
そう、それが熊本麺ブロガー 水前寺大明神の役目だ~。
基本情報
店名 ラーメン角萬
ジャンル ラーメン
住所 熊本県八代市塩屋町6-26
営業時間 11:00~15:00
定休日 月曜日
電話 0965-34-8740
駐車場 有り